環境編 − 環境関連主著

環境関連主著

1. 日本の protected area system の考察

本稿は東西センターに派遣されていたときの卒業論文である。翻訳の予定であったが、そのままになってしまった。帰国後、関係者に配布したもののリアクションはなく、そのままになってしまった。大学に来て、学部長からなにか一本論文を書けと慫慂され、リライトしたものである。

2. 日本の行政システムにおける「ミテイゲーション」

知人が科研費をとったので、研究分担者になってくれと頼まれた。その成果品として、環境庁(当時)の中島慶二と連名で書いたものである。のちに一冊の本をつくるという話があり、その一章となる予定でリライトしたが、編者が大幅な改稿を要求したので拒否したといういわくつきのものである。

3. 日本の環境庁行政の総括・序説−韓国との対比のために

知人を介して日韓交流社会学チームの一員となってくれという話があった。ハングルができなくてもよいという話であったが、他のメンバーはみなハングルぺらぺらで恥をかいた。
韓国へ赴き、研究費ももらっているので、成果品をださなければいけなくなり、書いたもの。ちょうど環境庁が省に昇格したときであり、タイミングとしてはよかったのだが、出版は随分遅れた。ハングルにも訳された。(2008/12/22 文言修正)

4. 水環境保全生態計画

国立環境研究所メンバーを中心としてハンドブックを出版するというので、参画を求められた。締め切りになんとか間に合わせたが、出版はその三年後だった。校正で構成を大幅に変更したが、出版されたハンドブックは未見であるので(高価なので購入しなかった)、ネットでの公表はしばし保留する。(2008/12/22 文言修正)

5. 「瀬戸内法行政」史的総括・試論―埋立をめぐる考察を中心にして

資源環境対策誌に「水環境の捉え方」という原稿を頼まれて書いたものがベース。国立環境研究所が委託研究費を出してくれたので、大幅に加筆し完成したが、そのままお蔵入り。瀬戸内海環境保全協会から瀬戸内法30年を記念した出版の話があり、これをさらにリライトしてやっと日の目をみたもの。

6. レンジャー百人の意識と意見

ゼミ生が卒論でレンジャーアンケートをやりたいとのことで、ぼくの研究室名義でアンケートを行った。百名を超える回答があり、それをゼミ生が卒論としてまとめたのだが、アンケート用紙には大半のレンジャーが自由記述欄にびっしりと書き込んでくれていた。
単に集計するだけでなく、汗と涙のつまった彼らのコメントをレンジャーに返さないといけないと思い、個人名が特定できないようにしてとりまとめたもの。全レンジャーにネットで配布した。内容が内容なだけに、関係者以外にはオープンにできないが、それなりに力を入れたもの。(2008/12/22 リスト掲載)